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コトラーのマーケティングを介護福祉で考えてみる:カルロスの煩悩~ケアマネジメントとマーケティング

マーケティングと聞くと、広報とか営業とかってイメージ
介護業界でマーケティングといわれてもあまりイメージできない?
ましてや、ケアマネジメントとマーケティングって全然関係ないんじゃない?

大半の方はそう思うだろう
ま、僕もその口だったのだが、ふとしたきっかけで学ぶ機会があり、書籍などに目を通していると、ケアマネジメントって意外にマーケティングの手法使われてるじゃん!と思った
なので、わかった振りしながらケマネジメントというものを、見直してみようと思う

目次

マーケティングとの出会い

そもそも僕がマーケティングに出会うきっかけは、あるセミナーに参加したことだった
その研修はおととしの年の瀬が迫った2017年12月27日
場所は名護市(沖縄の北部の大きな町)
その日、仲のよい同僚と研修会場へ向かっていた
そこで開催されたセミナーが「介護の仕事で成長するために」という内容
一見するとよくわからない内容であった
その講師を務めるのが、「辻川泰史」
東京でデイサービスと介護保険外サービスの融合で有名な方

https://ameblo.jp/eichi-eru/

ま、かなり有名な方なので、詳細は省くwww
気になる方は上記のサイトを見てほしい

ここで初めて介護をマーケティングで論じているのを拝聴した

おもしろい

研修を聞いた率直な感想だ
もし辻川氏のセミナーに参加する機会があればオススメしたい

P・F・ドラッカーのマネジメントなら聞いたことがあった
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
映画やアニメにもなった「もしドラ」
僕も本は読んだし、知っている介護福祉関係者も多いと思う
そのときも顧客という考え方とか、介護事業にも通ずるものがあるな!という程度で、特に深く掘り下げてはいなかった

辻川氏が研修で紹介したのが フィリップ・コトラー博士

ほほう~
コトラー博士ってのがすごい人なんだ
という位は理解できた

なんとなく興味が湧き、ある本を手にする

[rakuten no=”9784797366006″ shop=”book” kw=”1分間コトラー 顧客を虜にする戦略的マーケティング77の原則 西村克己”]

180ページ位の小さな本
全部読むのに1時間もかからない
けど、めちゃめちゃ面白い

すると不思議なことに、コンサルタントの研修を受ける機会もやってくる
こりゃマネジメントを勉強しろということ

なので、この「1分間コトラー」の内容を中心に、読んだ感想をケアマネジメントに置き換えてみたいと思う
でも内容は僕の煩悩と妄想なので、そこはご勘弁いただきたい

マーケティングとは?

「1分間コトラー」は初版が2012年なので7年ほど前の出版である
P・コトラーのマーケティング関連書籍を読んだことがある方は、2017年初版の「コトラーのマーケティング4.0」をご存知の方も多いと思うが、「1分間コトラー」マーケティング3.0をわかりやすく解説している

マーケティングとは?
前書きから超~簡単に要約すると

「顧客」を出発点に「売れる」仕組みを作る

介護のサービスなら、利用者にサービスを提供する場合、必然的に「顧客」とは要介護認定(要支援含む)を受けた者だ

では利用者に代わって契約したり、サービスを選択したり、利用料金を支払っている家族などは「顧客」じゃないのか?

マーケティング的に見ると、「顧客」は必ずしも「消費者」や「出資者」ではない

そりゃそうだ
家庭がある場合、シャンプーや石鹸、飲み物や食べ物、いわゆる日用品を使う人が個別に買ってるわけではない
家族の中の誰かがまとめて買うのが一般的だ
でも介護サービスの場合、意思決定や料金支払いなどを代行している家族を「顧客」と勘違いしているケースも見受けられる
そこで生まれるのが「御用聞きプラン」
サービスを受ける利用者自身ではなく、ご家族に向いて仕事をしてしまう

もちろんコレが悪という訳ではない
1日でも長く在宅介護を続けるために介護サービスを使うことも多い
なのでご家族が満足するサービスの提供ももちろんありで、ご家族に対して現在のサービスについて評価いただく

頭ではわかっていても、どうしてもご家族の希望が優先になってしまうケースが存在する
あなたが契約した人は誰ですか?利用者本人でしょ?

多分みんなわかってる
でも出来ていない人もいるし、ちゃんとご家族とご利用者の間に入り、調整できている人もいる

こう見てみると、マーケティングって介護にも通ずるものが出てくる

「1分間コトラー」はコトラー博士の言葉を77の原則として解説している
その一つ一つを次記事以降で介護業界に置き換え、ブログに書いてみよう

カルロスの煩悩シリーズ「1分間コトラー」

この本を1~2回は読んでみた
その感想を一つ一つ丁寧に介護に置き換えてみるシリーズ

自分自身がどれ位読み込めているかはわからないが、書いてみよう
皆さん気長にお付き合いください

*カルロスの煩悩シリーズはカテゴリー内で分けて投稿します
 「1分間コトラー」はケアマネジメントとマーケティングというカテゴリーで投稿します


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この記事を書いた人

本名:玉城竜一
沖縄で介護福祉の仕事をしています
福祉介護について色々な情報発信を書いてます
僕の煩悩と妄想にお付き合いくださいwww

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