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16、コトラーのマーケティングをケアマネが語ってみる~龍カルロスの煩悩~1分間コトラー 059~061

マーケティングというと小難しい気がする
そんな喰わず嫌いを打破するために、「1分間コトラー」を読んだ感想を介護事業に読み替えてみるシリーズ

ま、僕の煩悩と妄想には変わりないので、マーケティングの入り口として、気軽に読んで欲しい
*「1分間コトラー」は下記より購入できます

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目次

1分間コトラー


059

イノベーションは、日時や場所を特定して生み出せるようなものではない。

P・コトラー


皆さん、フリスクの「アイディアはどこで生まれますか?」というCMを憶えている?
YouTubeにあったので、ちょっと観て欲しい


わずか30秒程度のCM
もう何も書く事はない www

ベッドで眠りに就くちょっと前、公園をぼーっと歩いているとき、トイレでがんばっているときなどなど、生活のあらゆる場面でアイディアは創造される

CMの中で ステージ 1% というのがあったが、実際僕がこのブログをはじめようと思ったのは、とあるイベントでステージに立っている時だった

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前回の記事でも書いたが、介護福祉におけるアイディアというのは、実際に現場でのケアの最中に思いつくことが多い
もっと上手くできる方法はないかな?
そう思いながらケアを行っている方も多いだろう

ご利用者がもっと楽しく過ごして欲しい
どうやったらリハに参加してくれるだろう

こんなことを思っていると、ふとした瞬間にネ申が降りてくる!
CMの後半に 会議室 0% とあるが、「さぁ、アイディアをひねり出せ!」なんていわれても出てこない
ケアに真剣に向き合ってるからこそ、アイディアを生まれてくる

Hello,Idea


060

イノベーションは選ばれし者たちの仕事ではない。

P・コトラー


ここで、またまたフリスクのCM

フリスクのCMって面白い!


アイディアを生むのは苦しい。
このCMの中でも様々な苦しいシーンが映し出される

でも僕らは知っている。
この言葉の後に最初に登場する少年
その表情が変わる瞬間、たまらない
そう、みんな知っているんだ

生まれる時の快感を。
次々に形になるアイディア
悩んだからこそ、考え抜いたからこそ、真剣に向き合っていたからこそ、生み出されるアイディア

アイディアは限られたものが生み出すのではない
人はみんなアイディアを生み出せる

ただし!
アイディアを生み出す方法を教えないといけない
スタンダード型車椅子を前にし、ただの移動手段としか見ていると何も思いつかない

①座ってる姿勢が悪いな
 ↓
②どうやったら楽に座れるのかな
 ↓
③クッション変えてみようか?
 ↓
④お!リラックスして座れた!

単純な例だが、まず①気づく、②疑問、③検証と実践、④評価
この思考過程をどんどん体験させ、成功事例を積み重ね、スキルを磨き、経験値を高めていく
すると、いろいろなアイディアが浮かんでくる
OJT(On Job Training) が重要なポイントになってくるのだ

みなさんの現場には、アイディアを生み出せるトレーニングはありますか?

Hello,Idea


061

最も必要なこと、それは生き生きとした企業家精神を保ち続けることである。

P・コトラー


Entrepreneurship アントレプレナーシップ
起業家精神とも企業家精神とも訳される

え?企業家と起業家は違うの?

起業家:会社を立ち上げる人

企業家:会社を経営する人


他にも 事業家実業家 など似たような言葉があるが、使い分けが必要だ
詳しくはネットで検索すればすぐにわかるので、一度検索してみて欲しい

起業はまさに、アイディアから生み出され、時に大きなイノベーションを巻き起こす
では起業家はごく限られた一部の人が行うものか
否、誰でも起業家になれる
そもそも起業とは何らかの事業を立ち上げること
起業することで、顧客に対し何らかの価値ある体験を提供することだ
メルカリで何かを売るのも起業だし、ちょっとしたイベントを開催する大学生も起業家といえる
僕がブログを運営しているのも起業
(お?僕は起業家じゃん!)

では企業とは?
上の囲みの通り、会社を経営すること
企業は会社を存続させるために、収支を上げていかなければならない
起業した後にやることだ

ではなぜ企業にとって起業家精神は大切なのか?
簡単に説明してみよう

企業で働く人=サラリーマンは会社から給料を貰うが、起業家は自分で稼がないといけない
稼がないと生活はできない
生活できないのは問題だ
だから、稼ぐ手段を考える

起業家精神は問題解決型
060で車いす利用方法の例を上げたが、まさに問題解決型
座る姿勢を上手く保持できないという問題を解決する流れだ

なので企業内で企業家精神が失われると、何も新しいアイディアが生み出されなくなり、やがてその企業は衰退していく運命を辿る

だから企業にとってもっとも必要な事は、企業家精神を持ち続ける環境
社内ベンチャー制度で成功した企業はたくさんある
サイバーエージェントリクルートなどが良い例だ

企業のトップは企業を存続させ、経営していくために社内にあるアイディアを拾い上げ、形にするシステム を整える
それこそが社員のモチベーションを上げ、起業家精神をくすぐる
これが企業トップが保ち続けるべき企業家精神だろう

介護福祉業界のみなさん!
職員のアイディアを見過ごしていませんか?

Hello,Idea

まとめ


いかがだっただろうか?

今回はフリスク推し! www
アイディアを生み出すための教育、アイディアを形にする環境、これらが揃っていないとイノベーションはなかなか起きにくい
そのために企業は起業家精神を育み、継続するための企業家精神が必要不可欠
Hello,Idea
マーケティングとは、人を成長させる手段でもある

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この記事を書いた人

本名:玉城竜一
沖縄で介護福祉の仕事をしています
福祉介護について色々な情報発信を書いてます
僕の煩悩と妄想にお付き合いくださいwww

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